神人合一の道

神人合一の道とは何ぞや?
深見東州氏の著作「神仏のことがわかる本」より。

神人合一というと、瞑想をしたり、滝に打たれたりして、霊能力を開いていくというイメージを持たれるかもしれないが、ワールドメイトではこのような修業を一切行っていない。あくまでも生活に根ざした修業を基本に据えているということをおことわりしておきたい。

「神人合一は生活に応用できなければ意味がない」というのが、植松先生の教えである。例えば、神人合一している人とはどのような人か。芸術の世界では、ミケランジェロやダ・ヴィンチのような万能の天才。宗教家では聖徳太子や弘法大師。超能力の世界では、モーゼが一番で、出口王仁三郎が二番だと神様はおっしゃっている。

説法ではお釈迦様が抜群で、妙と玄の体得では老子。現実界を踏まえた人の道のお手本では孔子。生き死にを乗り越えた宗教的情熱を持った清らかな生き方としてはマホメットがあげられるだろう。

このように歴史上に名を残している人物は、単に素晴らしかったというレベルではない。人間の能力の限界を越え、神なるものと一体になったからこそ、それぞれの分野であれだけの偉業を成し遂げられたのである。彼らは皆、神人合一の先達である。

しかし、逆に言えばすべて肉体を持つ人間がやったことなのである。ということは、私たちも努力次第で、彼らのレベルに近づくことができるのである。

昔は情報も少なかったし、学問も行き渡っていなかったので、彼らがどのようにして、そうしたレベルに達したのか知ることは難しかった。しかし、今は情報が発達しており、さまざまな分野で学問の蓄積もできている。

誰も登ったことのない山に初めて登るのは難しいが、誰かが登ってルートを開発した後は、比較的簡単に登ることができる。

私たちの大先輩が越えてきた山であるからこそ、二度目三度目の私たちは、その気になりさえすれば越えられないはずはない。しかも簡単明瞭にポイントを押さえて、どのようにすれば大先輩のいいところを全部集めたような神人になれるのかということが出されているのが、ワールドメイトに降ろされた「神人合一の道」なのである。

だから、講義であろうが、神事であろうが、祈祷会であろうが、すべて実在の神を掌握し、その神を行じていくことなのである。





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by 2nike | 2015-08-25 20:11 | 神仏のことがわかる本
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