「七福神」の「寿老人」、「福禄寿」は知恵の神。霊的パワーの傾向と種類はとてもよく似ている。

<ワールドメイトのリーダー(教祖)、深見東州(半田晴久、戸渡阿見)氏は、万能の活動と、ギャグ爆発の性質から、「出口王仁三郎2世」や「宗教界のギャグ王」とも呼ばれる>


寿老人は、頭を下げることの大切さを伝えてくれる、節約上手な神様。
福禄寿とは、福と禄と寿をかなえるための、節欲、節心、節礼の智神。性欲、食欲、睡眠欲などの節欲の智恵こそが自分の才能を真に開花させる、とのこと。
以下は深見東州氏の著書「大金運」より。


「寿老人」

寿老人というのは、異様なほど頭が長い。しかも、ハゲている。南十字星のひとつ、カノープス神の化身で、非常に頭がよい。カノープスは全天空の中で二番目に明るい星で、東京からでも夏ならば、わずかに見ることができる。とはいっても水平線上二度の角度だから、よほど運がよくなければ見えないが・・・・・・。

寿老人の頭の長さは単に、頭脳のよさだけを物語っているのではない。「実るほど頭(こうべ)をたれる稲穂かな」という言葉もあるように、頭を下げることの大切さを、我々に教えているのである。頭がよすぎる人は、往々にして、それを鼻にかけいばりちらすのである。他人がバカに見えるので、そういう態度になってしまうのだろうが、これはどう考えてもよいことではない。

知恵を得れば得るほど、姿勢を低くして、前かがみになって対応する。これが本当の知恵者のマナーというものである。こうした知恵者の謙虚さは、我々日常生活の謙虚さ、生活の質素さ、節約の大切さにもつながり、ここから、寿老人は節約上手な神様ということになるのである。つまり、徹底して合理性を追求する賢さがあることだともいえる。

一般社会でも、人徳のある老人は謙虚で生活も質素、お茶わんのご飯粒をひとつも残さずに、きれいに食される。そして、感謝の心! こういう態度と心が金運を呼び寄せ、長く自分のもとに金運をとどめておくのである。

頭がいいから、才能があるから、お金をたくさんもっているからといって、慢心してはならないのである。そういう傾向のある人は、必ず寿老人に手を合わせ、自戒するようにしたい。




「福禄寿」

福禄寿と寿老人を一柱にまとめることがあるが、霊的パワーの傾向と種類はとてもよく似ているので、別段問題はない。

ところで、寿老人は頭を下げることの大切さを伝えてくれるが、こちらの福禄寿は己れを真に生かす深い知恵の大切さを教えている。道に根ざした霊智とは、じっくり己を見つめて、かつ、他人の声も天の声として耳を傾けるということである。特に福禄寿とは、福と禄と寿をかなえるための、節欲、節心、節礼の智神なのである。

もともと、我々自身の頭のよさというのは、タカがしれている。三人寄れば文殊の知恵、ともいうように、額を寄せ集めて、初めてそれらしい知恵も湧いてくるというものである。他人の意見を聞けないようでは、しょせん金運も出世も、アイデアさえも望めまい。本当に頭のよい人とは、謙虚であって、かつ、他人の考えを上手に引き出せるものである。「俺が俺が」と、肩をいからせしゃしゃり出ることはないのである。

また、性欲、食欲、睡眠欲など、全ての欲をほしいままにして叡智をさずかることは不可能である。この節欲の智恵こそが自分の才能を真に開花させるものなのだ。才能があってもなかなか出世できない原因は、意外にこんなところにあるのかもしれない。

才能のある人は、謙虚に他人の意見を聞けるようになるために、また、自分の心と煩悩のために自分がだめになることがないように。また、ヒラメキを豊かにし思慮深くなりたい人は、頭脳の回転が早くなるように、この福禄寿に祈りたい。

本当は、大福星即ち南十字星に住んでおられて、北進の道を地に延べる福と禄と寿の理(ことわり)を示す神様なのである。南半球に旅をしたら、南十字星に真心をこめて祈ってみよう。

なお、蛇足ながらつけ加えておくと、北極星神界の太乙老人も同じように万物の真締を覚る叡智の神であるので、そちらにお願いされてもかまわないだろう。詳しいことは拙著「強運」をご覧あれ。




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by 2nike | 2016-01-20 17:53 | 大金運
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