お盆神業の中で、2005年8月13日十三代前の先祖大法要「人間の幸せとは何か?」の
ビデオが素晴らしかったので、簡単にメモを書きます。 文殊菩薩、普賢菩薩から「人間の幸せとは何か?」との問いがあり、 「悟りを深めることにあるんだ」「悟ったら無上の幸福感に包まれる」 という答でした。 この悟りを深めるということについて、深見先生が解説してくださいました。 幸せに中にいることを再認識する。 感謝の思いを巡らせることによってすぐ幸せになれる。 これも悟りの一種である。 幸せとはお天気。雲一つ無い晴天の幸せは、年に数回しかない。 雲があっても太陽が出ていたら幸せ。 雲の中に入り込まない、入ってもすぐに出ていくことが大切であり、 その考え方の工夫が悟りである。 雲は悩みであり、悩みとは悟りを推し進めていくバネである。 壁を越えるときの悟り:頓悟(とんご) 考え方の工夫により、少しずつ悟る:漸悟(ぜんご) 物事にとらわれない心(行雲流水)によって、幸せになれる。これも悟り。 信仰のある人は、不幸にはならない。 不幸な気持ちがあるだけ。これを払拭するものが悟りである。 臨済禅師は「随所において主たらしめよ」 どのようなところにおいても、とらわれることなく、自分を見失わない、 春風駘蕩たる内的境地、すなはち、環境を支配する自分でなければならない、 と説かれた。 「ただ今に生きる」という神人合一の神法とは、浅い意味ではなく、 行雲流水のとらわれない心で、目前のことに集中し、進歩向上することである。 ただ今に生きていないと、魂が「むなしい」という気持ちにさせる。 「ただ今に生きる」ことを娑婆即浄土の妙諦という。 これが最も幸せな生き方である。
by 2nike
| 2011-08-18 19:41
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