東日本で降った記録的な豪雨で、被害にあわれた皆さまに、謹んでお見舞いを申し上げます。

避難者が4500人を超え、不明者15人。広範囲にわたる浸水被害や、停電、断水などライフライン復旧のめどは立っていない状況のようです。早期のライフライン復旧と、行方不明者の捜索や救助、また決壊した堤防の復旧工事が進みますよう祈念いたします。

2015年9月12日 東京新聞 夕刊

「鬼怒川決壊 避難なお4500人 電気や水道の断絶続く」

 豪雨で鬼怒川の堤防が決壊するなど大規模な被害が出た茨城県常総市は十二日、午前九時現在で市内外の二十八カ所の避難所に計四千五百六人が避難していると明らかにした。豪雨被害から初めての週末を迎えたが、浸水被害は広域にわたり、停電や断水が続くなどライフライン復旧のめどは立っていない。避難が長期化する恐れもある。 

 常総市は連絡が取れない住民が、再確認の結果、二十二人から十五人になったとした。県警によると、八歳の子ども二人は無事が確認された。県警や消防はヘリコプターなどで不明者の捜索を再開。十一日時点で百数十人いたとみられる孤立住民の救出も急ぐ。太田昭宏国土交通相は十二日、ポンプ車による常総市の排水について「一週間から十日後の完了が目標」と述べた。

 宮城県栗原市でも男性(62)が車ごと流され行方不明となっており、警察庁によると、一連の豪雨による死者は三人、けが人は二十七人。

 十二日昼の時点で、東京電力によると冠水の影響や救助活動での安全確保のため、常総市で住宅など約一万一千二百軒が停電、茨城県によると常総市東部では一万一千六百六十四件の断水の連絡があった。

by 2nike | 2015-09-12 20:15 | 自然災害
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