運・不運はこのようにしておきる

<ワールドメイトのリーダー(教祖)、深見東州(半田晴久、戸渡阿見)氏は、万能の活動と、ギャグ爆発の性質から、「出口王仁三郎2世」や「宗教界のギャグ王」とも呼ばれる>


この本で述べられているように、確かに、他の書物では運・不運の原因を本人の精進努力という点だけで論じたり、本人の前世と家系の因縁をごちゃ混ぜにしたカルマで論じている。

自力運・他力運といった二極から強運を説いているのがこの本の特徴だが、さらに運・不運の原因を三つの要素に分類するなどの独創性をもち、どのように運命を改善していけばよいかがわかりやすく書かれている。

これから、最終章となる第四章の後半となるが、この部分は何度も読み返したくなる重要な部分といえるだろう。
以下は深見東州氏の著書「絶対運」より。

生まれながらにして、ある人は運がよく、ある人は不運であることは事実たしかにある。そして生活していくうちにやがていつの間にか逆転している場合もよくあることだ。

ひと口に運・不運というが、それは、大きく三つの要素からなりたっている。

●本人の境地と(後天的)精進・努力
●本人の前世におけるカルマ
●家代々の因縁

世の霊能者や超能力者の多くは、ツキを呼ぶとか、運をよくしようといったテクニックを駆使し、本人の精進・努力のみをあつかう。でなければ、本人の前世も家系の因縁も一緒くたにしてカルマで考えようとする。

だが、神霊界の実相をよく見て、守護霊を鑑定して、何百年、場合によっては何千年も何万年もの前の時代にさかのぼったり、逆に未来をもみたりして、また、救霊(除霊)によってさまざまな霊たちと接触してきた私からいえば、ひとりの人のカルマ(業)は、さきにあげた三つの要素によって動いていくということなのである。

いわば、それが命を運ぶこと、すなわち運命ということになるのだ。

「なぜ、あなたがいま幸運なのか、なぜ不運に泣いているのか」といえば、ひとつは、あなたが前世で何を為したか、どんな原因をつくったか、なんの種子を播いたかによる。

人を苦しめ、いたぶり、物品のみに価値を置いて生きた前世であったのか、また次から次と女人を漁り、酒池肉林のなかであけくれていなかったか、あるいは逆に人びとを救い、困窮にあえぐ人に手をさしのべたか・・・・・・などなど日常の行動によって、決められた今生のあなたのカルマと、あなたが縁あって生まれてきた父母の家代々のカルマとがからみ合って人の運は変わる。

つまり、個人と家の因縁が組み合わさるわけだ。

したがって、本当に運命を改善しようとすれば、それらをよく知って、前世の個人と家代々うけつがれてきたカルマという借金の合計額をつかんで、その返済に励むことが必要である。

人間は輪廻転生をくりかえし、あるときは善徳が花開く麗しい人生を送ったり、あるときは過去世の苦渋に満ちた悪因のために、ひたすら忍従の一生であったり、それぞれのサイクルのなかで試練を受け、あがないをしつつ、御魂を向上させていく。

「積善の家には必ず余慶あり、積不善の家には必ず余殃あり」

というように、個人の魂の成長は、家という因縁織りなすカルマとさけがたくともにあるのだ。

では、そうした運命は変えられないのか。

いや、変えられるから、命を運ぶことを運命というのだ。

われわれは、運命を改善しようというのである。なぜなら運命は改善されることを待っているのである。われわれの御魂は向上することを期待し、そのチャンスを待っている。なぜなら、それが宇宙創造のス神のみこころだからだ。
したがって私はあえてふたたびいう。
「人間は誰でも強運であり、幸福になる義務がある」と。





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by 2nike | 2015-12-17 16:16 | 絶対運
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